旧山陽道

この時期はあちこちの高校へご挨拶に回る。昨年はお休みだったので2年ぶりだ。
海田のK高校に9時という約束だったので、渋滞を警戒してバイクで出かけた。
大渋滞の安芸大橋は歩道を押して渡り、戸坂から温品は車の隙間を抜けて前進する。
こういう混雑が毎朝続いているのだなあ。
世界中の都会で起こっている、このような、これ以上のノイジーな光景を思い浮かべる。
あまり上質な人生とは言えないが、へたっていては生きていけないのだ。
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府中からは旧道を選んで走る。特に船越峠を越えてからの旧山陽道広島市では数少ない古い街並みが残っている。かなり狭い部分もあるので車は少なく、ホッとする。
現在、作られているもので時代が経たのちに、味わいとして人々に安らぎを与えられるものがあるだろうか?
鉄道を挟んで向こう側は大きな工場が並び、ノロノロと車が連なっている。
工場と労働者の組み合わせはこの先はレアものになっていくのだろうけど、この地域で育った子供達の職業観は強い影響を受けているのだろうな。
などなど思って、ミニ旅行の気分を味わいました。