雀・手帳・バッグ

定期検査の日、曇天だったが縁起を担いで自転車で出かけたらお日様が照ってきた。
いつものように変化はない。6週間後にはPET検査で、これで実態がつかめるとのこと。
外に出ると時雨ていたが、やはり縁起を担いで川土手でお昼。木の下で女房の手作りパンとお嫁さんのケーキをかじっていたら雀が集まってきた。
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小さく丸めたパンを投げてやると我先にと追いかける。でも奪い合うことはしない。足下近くにパンを落とすと怖がってなかなか近づかないが、度胸のある一匹が怖々寄ってきてさっと咥えて逃げる。
雀の寿命は何年ぐらいだろう?
こんなにゆっくりと雀を見たのはパリで歩き疲れたとき以来かも。エディット・ピアフはパリの小雀と呼ばれたけど、フランス語で雀はピアフなのかな?(moineauでした)
などなど考えながらメモ帳に雀を描く。
眼の位置がえらく下になっているから変だなあと思ったら、それは模様でちゃんと眼は嘴の横にある。描いてみて初めて気づいた。ぱっと見てすぐ雀と解るのに・・・こんなことも知らなかった。
それから
色がとても美しいので毎年見ている。日曜までです。
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そして東急ハンズ
測量野帳スケッチというものが欲しかった。写真左の濃いグリーンの方。
サッと出してパッと書き付ける。そういう用途にぴったりの古くからの定番らしいことはWEBで知っていたが実物を見てみたいと思っていた。
実際に手に取ると、堅くて薄手の細かな方眼紙で、これは旅の記録に最適だろう。
そして手帳。
俺は無印ファンだけど万年筆を使うとインクが裏側まで染み込んでしまうので、他を当たることにしたのだが・・・・
まあ、何て種類の多いこと。
年々重要性が増す必需品だけに、品定めにも気合いが入る。粘りに粘って一つを選び出し、レジに持って行こうとしたところで、おや、これは!というモノに遭遇。
無駄のないタイトな形で、しっかり書き込める配慮がある。日々の格言のようなものがページ下にあって、そういうものが嫌いな俺は、何じゃこれはと身を引いたが、読んでみると現場の実感がこもった含蓄のあるフレーズばかり。すっかり気に入った。
家に帰って検索したら、糸井重里が著名なデザイナーと組んで企画したものだった。
それが薄いグリーンの「ほぼ日手帳」
なるほど、なるほど、ですわ。
さらに、バッグ。
街歩き用に、かさばらないけどA4サイズが入るバッグが欲しかった。
20年近く使っている緑のショルダーがあるのだけど、肩掛け部分が今ひとつなのだった。そこに本日、これはというものが。
やっと見つけたかというか、作ってくれたかという感慨を抱かされるが、使ってみないとわからないもの。さてどうだろうな。
これらを選んで2時間。やっぱり一人で来ないとこういう吟味はできない。
久々に買い物をしたっていう感じ。
元気になるね。