祇園祭り

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実に久々の祇園祭り。
浴衣姿の若者でいっぱいの宵山四条烏丸で息子と合流して付近を見物。歩みは全く進まないので早々に居酒屋へ。背後の鉾を見てすぐ「かんこぼこ」と名前が浮かんだ。50年前に覚えたことはすぐに浮かぶのだ。
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翌朝、見物中の大丸デパート前で学生時代(40年前)に親しくしていた友人夫妻と再会。これは偶然ではなく、「祇園祭を見よう」という計画が幸運にも重なったのだ。
俺は巡行を見たのは初めて。「まさか」と驚いた息子が小さなガイドブックを貸してくれた。
山鉾に込められた伝説や装飾の意味などコンパクトに説明されている。女房に読んで聞かせていたら見物人から「何処でもらえるんですか?」と尋ねられた。ここらで売ったら儲かるだろう。書店も客を待っていてはダメですぞ。

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懐かしのイノダコーヒーへ。全く変わらないインテリアとコーヒーの味。
ここで昼食を取ったのは初めてだったが、やっぱりここはコーヒー店、サンドぐらいにしておいた方が無難です。昭和の味ですが・・・・

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真夏到来。
早朝の龍谷大学本部へ散歩に。と言っても実家から3分。重文の欧風建築。この右手には本願寺の国宝が並んでおります。ここは6時前から開いているので、おやじの墓がある禅寺の東福寺は当然に開門しているだろうと墓参に出かけたら、何と8時半まで開かず、臥雲橋から合掌。

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友人が京都の名所を見ておきたいというのでご案内。
三千院三十三間堂智積院、東寺へ。どこへ行っても汗が噴出する。
心頭滅却すれば火もまた涼し、と言いますが・・

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広隆寺には行ったことがない」と知って女房や息子から「信じれーーん」とブーイングを浴びる。自転車で行ったことがあるが駐輪を巡ってケンカしたので見てなかったのだ。
女房に誘われ酷暑の中をサイクリング。嵐電に沿って走る。この電車は昔と変わらず「コーー」という音を立てて走っていた。幼児の頃、積み木をこの電車に見立て「コー」と言いながら走らせていたことを思い出す。白髪のジジイがそんなことを考えて電車を眺めているとは誰も想像できまい。
広隆寺の駐車場では不親切な表示についてしっかり文句を言ってやる。俺は執念深いのだ。
しかし、仏像はとても素晴らしい。700円はちと高いけど、講堂の阿弥陀如来最高に良いもので無料で拝めるようにしている。これは大事なことだ。地元の人は拝観料を払って見ようとはしないから、在り難い仏様を知らずに過ごす。実家の近くの東寺のように。
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あちこち走り回り、息子にカレーをおごってもらい、吉田山に知り合いが買った家や真如堂の貸家など見に行き、リタイヤして京都に住むことなども考える。
家に帰ると兄貴の一家が来ていて大賑わい。ドタバタしながら帰りの高速バスへ。
かなりリフレッシュしました。