予算

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パソコンは安くなった。でもソフトを入れると約30万円にもなる。
20人の実習でそれを使うなら600万円必要だ。
高いな。
予算を立てているといつも無駄をしてるようでおもしろくない。
それを全く高価だと思わない人もいるのだが。

ソフトは3年ごとにバージョンが上がる。
映像関係はすごく性能が上がったし、コストも大幅に下がった。
でも誰もが同じものを作れるようになったということでもあり
ボタンひとつで同じ結果だ。

こういうことは絵だったら誰も喜ばないことだろう。

ひとつのソフトをマスターするのは年々難しくなっている。
自分の老化以上に機能が多様で複雑化しているからだ。
一日10時間ぐらいの作業を1週間続けられるほどの時間と集中で基本機能がようやく理解できるかな?
PHOTOSHOPとは付き合って10年近くなるけど、知らないことばかり。使っているのはごく一部だけ。
(ちょっと人間関係みたいでもあるな)

何かやりたくって(やれそうな気がして)ソフトを買うのだけど、パソコンがやれることを学習する間に
自分がやりたかったことが消えていく、と言うか、入れ替わっている。

学校におかれたパソコンはせいぜい週に2時間か3時間しか触れないのが普通。
そこにはとてもマスターできない高いレベルのソフトが5本ぐらいは入っていて
アカデミック価格でも15万円以上はする。
プログラムを自作するのが一番勉強になるのだが、ほとんど見栄で購入されている。

それが3年で「古く」なって更新されていく。
大型ゴミにはならないから意識しないけど、ものすごい無駄。
これが自宅のパソコンなら電源を入れない日はない。使いまくり。
それでようやく道具となる。

大学の授業料はまず年間100万円はするね。
まず50万円をコンピュータ関係へ
あとの50万円で旅行する。
これを4年間続けたら・・・・・すっごい力がつくだろう。

こんな話は絶対学生にしちゃいけないな。

人間関係を築くとかも大切だからそういうものでもないのだけど

CG関係の授業は冷静に考え直さなくてはいけない。
そんなことを予算を考えながら思っている。

哲学がいるんだな、大げさに言うと。
カッコつけて言うと。