高松

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出張で高松へ。
大荒れの天候になるという予報を聞いてジャケットを分厚いコールテンに。ジーンズに帽子も被る。
高速バスが瀬戸大橋に差し掛かったときあたりから風が強くなり、大きく揺れながら橋上を走る。
眼下に白波の立つ海が見えて、かなり恐ろしい体験であった。

今回の目的の第一は讃岐うどんである。
参加者のほとんどが「その為」に集まっていたということも後日判明した。
様々な評価基準があって何を基に店を選ぶか、その選択が問われる。
俺は「自分の店の次にうまい店、ベスト20」を、うどん屋にアンケートしたというデータもとにした。
だいたいこういうものは全く信用ならないが、タイトルに説得力を感じたわけだ。

ここあたりかなとバスを降りたところが菊池寛通り。
父帰る」の情景を再現したという彫刻が立っている。
こういうところが地方の悲しさ。それほど立派な人だったかどうか?
ともかくここで生まれただけで高松とはそれ以上の関わりを感じられない人物だ。
「あほくさ」と思いながら目的のうどん屋へ。
ぶっかけに天麩羅を載せたもの、最上級でも600円。
2年前に金毘羅で食べたのとは大違い。
なるほど天下で評判を取るだけのことはある。
おいしい。

続く。