今朝はモーツァルト生誕２５０周年とかいうから、あのピアノソナタの一節を練習していた。
俺がこの前に買ったのがこれだ。やれやれだなあ。またまた。
お決まりのテニスの後、女房と俺は午後の予定が違うから、自転車を車に積んでいく。
昼間に見る自転車（ロード）は平凡な銀色で「やっぱりこの色は地味すぎるし凡庸だったな」とガッカリする。
そこで帰宅したとき、自転車の掃除をしてやろうという気持ちになった。
ガレージで車輪を外し、灯油でパーツを洗う。ギアやチェーンは専用のクリーナーで洗浄。
もともと汚れが目立たないということで選んだ色だったけど、やはり見違えるように綺麗になる。
触ってやらないと愛情も薄れる。
これって人間、男と女、夫婦の関係のことじゃないか。
そんな事を考えさせるのも自転車ならでは。
もう車はブラックボックスになってしまった。
オートバイはそうじゃないだろうな。
テニスコートで有刺鉄線の話をすると、スティーヴ・マックイーンの大脱走でのシーンへ話題が移った。
男の子はみんなあのシーンにしびれたものだ。
俺も真似をして竹薮を疾走していたときに転倒して前歯が欠けたことがあった。
今はニュータウンになってしまった西山の竹林。綺麗だったな。忘れられない。
