街で

個人的な印象では成人式の日はいつも時雨れている。
晴れていたら車に自転車の組み合わせで街に出ようと思っていたが、断続的に雪雲が流れてくる。
街に出る意欲も衰えるが、コタツでは人生が拡がらない。一番楽なアストラムで出かけた。
文庫本を読んで20分、ちょうど職場辺りで眠くなる。池澤夏樹の小説で、無音の宇宙空間の描写があり、吸い込まれるように眠る。
街も冷たい風が吹いていたが、今日は分厚いバーバリーのダッフルコートを着ているから平気だ。
俺には稀なブランド品だが、バーゲンシーズンの街中では防護服になることを意識した。
全身ユニクロではちょっと辛い。
風邪気味の女房は残って俺一人なので、あちこち冷やかして歩く。
アディダスのバーゲン、テニスシューズ買うべきか。エーグルもディスカウントするんだ、パーカーがいいな。電子ピアノ、ヤマハはタッチが軽めだ。自転車のセンタースタンド、やはり実物で合わせてみないと。この前、パーツを失った登山用のストック、複数店で見比べないとな。
という調子で歩き回り、結局何も買わず。イメージ 1
立ち読みしながら本棚を写す。何か悪いことをしているような後ろめたさを感じるのは何故だろう?
本屋の個性が表れるところだし、ネットでは味わえない連想の拡がり・・・・
画像の本棚から中身が見られるようなサイトができるかもしれないな。多分、既に作られているに違いない。
俺が授業で取り上げている内容や、この辺りが面白そうだなと興味を持ったことが本になっている。
電器店にも寄って仕事で使う機材の目星をつける。
次年度の授業計画を提出する時期なので良い刺激になった。
イメージ 2
本屋のエレベーターから外を見たら、向かいのビルで窓拭きが。
ゴンドラに乗っての作業は知っているが、これは派手なこと。高圧電線のメンテナンスとか恐ろしい仕事が幾つもあるのだな。