すべてが中庸で清潔でまとまっている。
穏やかな天気の休日に市内へ出かけた。
アストラムの本通り駅から日銀へ。その展示を見たあと平和大通りに沿って比治山まで歩く。
こんな素敵な道が閑散としている。これは寂しいことかな。
３０分で現代美術館に着いて、市立大学の卒展を見る。
結構、人は多くて、デザイン関係の展示も楽しめていい気分になる。
丘を下って駅前の福屋へ。
レンガ色のパーカーを買ってジュンク堂で立ち読み。
川を渡ったホテルで卒業生のイラスト展示を見る。作者と雑談。近未来のブレイクを確信。
パルコに向かってメディアコースの打ち上げに参加。
今どきの若い人は飲み放題でも食べ放題でも控えめ。グジャグジャになったりしない。
ひとりビールをがぶ飲み。
小さなアストラム電車に乗って帰還。
幸せ、ちんまり、おだやか、平和。
こんなもんじゃないかな、これでフツーじゃないかな。
世界標準として。
と、思えないことも無いけど、結局は広島のいいとこ取り。
どこでもいいところを選びぬいたら良いに決まっている。
パリ、ロンドン、東京。どこでも情報はいいとこ取りだ。
でも、悪くない。広島。可能性はいっぱいある。
一転して雪の冷たい日にこれを書いていると夢のようだけど。
