ホトケノザ

午後、日差しが出てきたので花など描いてみようと近辺を歩いた。

さすがにこの時期だから枯れ尽くしている中で、足元を見たら赤紫の可憐な野の花が咲いていた。

風の当たらない陽だまりに座ってのんびりと描いていたら、テントウ虫が歩いてきて小さな蜂も現れた。こんな季節でもしっかり世界は続いている。

こそこそと描いていたら眠くなってふうっと別世界に移る。こうやって昇天するのも悪くないなあ。

昨日は定期検査で、腫瘍マーカーが上昇して2000近くなっていた。治療に入る目安の数値ではあるが、何ら生活に不便を感じることもなく過ごしているから、更なる経過観察を希望して、医師とも合意を得た。

病気って何なんだろう?そんな疑問が持てるほどに健康な俺。一方で体調不良に苦しめながらも病気を特定できない知人もいる。

もう一枚、竹林の小径を描いて孫の送迎に。

しばらくスケッチしていなかったけど、やはり楽しいものだなあ。

金曜だから孫。節分ではいつも鬼。6年生の孫はシラケていて、豆のほとんどを食べてしまった。