シャクナゲ

去年、東広島の福成寺でシャクナゲに感心して、地元の花みどり公園に行ったら盛りを過ぎていた。そのリベンジである。

見事に満開。5千本を謳うだけの迫力はある。

クマンバチがせっせと働く。これだけの蜜を集めてどうする?

こんなに見事なシャクナゲだが観客はまばら。

確かに花は見事なのだけど環境がいまひとつ。急傾斜の山奥に在る公園の周囲は工場が多くて、雰囲気、空間として花を楽しめない。

奈良の室生寺シャクナゲの名所だ。花の時期に訪れたことはないが、花の印象は全く違ったものだろう。絵でも一番肝要なのは背景だが、花にとっては背景というより舞台である。

広島市の最大の弱点はここだ。

ボケーッとしてる間に鯉のぼりの季節になった。先月生まれた孫、七人目に作ってやらねば、と慌てて製作にかかる。

キーボードスタンドに長板を置いて和紙を広げ、アクリルで描く。

これまでに10匹以上は描いてきた。もう描くことはないだろうな?