ラケットのガットを張り替えたので、打球感を試すために広域公園へ。
先週から一段と並木の紅葉が進んでいた。
茫漠とした風景の中でカナダ産の楓が色付いている。
「赤くなれば良いって言うものでも無いよな」と、いつもの背景第一主義を思い起こしてネガティブに眺めた。
しかし、午後の傾いた光に照らされた楓並木は、なかなかのものである。
「赤ければいいじゃないか。背景がどんなに荒んでいても鮮やかに色付いていれば」と考えが一変する。
桜と紅葉の季節を迎えるたびに繰り返す一種の美人論。比較するのは京都と広島であり、ロンドン・パリと日本だ。
季節の変化への感慨は人類何万年もの経験から来るものだと思うけど、一方で、朝7時に日が昇り、午後7時に日が沈む、年中ほとんど気温変化のない地域が赤道上に並んでいる。
すっかり秋祭りとして定着したハロウィーン。鬼滅のコスプレが孫。どこでも子供がいっぱいだ。