広島市のガン発見集団検診で、昨日12時に近隣の大型モールに予約が取れた。絶飲食だから読書やギターで午前を過ごす。
外は暖かな日差しだから自転車で聞き逃し配信を聴きながらのんびりと走りやすい道を選んで会場へ。奇しくもギタリストの特集で、独自性や個性について考えさせられる。
検査では採血のオバさんに俺の事情を話したのだが、受け入れられずに左関節に針を差し込んで探られたが果たせず、結局は右の手の甲に。「だから言ったでしょ」なのだが、患者の言葉を素人の戯言と聞き入れずに混乱させる医療関係者は少なく無い。
胃の検査ではバリウムを飲んだ。問診で胃の手術をしていると言ったのにバリウムの量に反映されていない。検査後、すぐに下剤を飲まされた。俺は必要ないのだが問答無用である。案の定、その後、辛い思いをする。女房なんか俺の4倍飲んでも効かない。そういう個体差を平均化して「標準治療」が行われるのだから恐ろしい。
教育でも同じようなことだろう。
AmazonやGoogleが俺の嗜好や特性、行動範囲を把握しているのとは大きな違いだ。
だから、医療や教育ももっと情報化を進めるべきだ、とは言いたくない。
「好きなようにしたらよろしいやないか」と、もっといい加減に適当にするほうが、標準化、マニュアル化するよりも人生は上手く流れるのじゃないかな。少なくとも楽しい生活になるはずだ。
ギター弾きまくりの最近、ネットや楽器店でも気になって仕方ない。
それにしても塗装面がこんなに剥落するなんて信じられない。バイオリンなら致命傷だがソリッドのエレキではあまり影響は無さそうだ。
元々はこういうものだった。7、8万円も出せば程度の良い中古が入手できるがボディを塗り替えるのも悪くないと思いながらも、どんな色どんなデザインにしたいのか、イメージが浮かばない。
それはつまり今からどんな音楽がやりたいのか、という問いと同じなのだろう。
早弾きのハードロッカーやフォーク系シンガーなどは絶対あり得ない。所蔵するレコード、CD、カセットテープや楽譜から大まかな方向は見えてくる。そこから自分ができる事でフルイにかけると残るものはわずかだ。
40年前にやっていた事にもう一度挑戦してみるか。