マリアエレーナというギター曲が60年ほど前にヒットした。この1週間、こればかり弾いている。
ビートルズが出てくる以前は甘いメロディーのムード音楽やカンツォーネ、シャンソン、タンゴを流すラジオ番組が幾つもあって洋楽は最高に盛り上がっていた。
シャボン玉ホリデーというテレビ番組のエンディングで流れていたのがロス・インディオス・タバハラス。マリアエレーナは彼らの演奏でヒットした。
彼らのように早弾きはできないから、Youtubeを漁って弾けそうな演奏を探す。
クラシックと違って無料楽譜はないから書き写して、運指の難しいところはパスして何となくそんな感じになるように弾きながら「編曲」している。
音楽の基礎を今頃になって学んでいる。
ひとつとして老成したものがなく初心者を続けているのは情けないものだが、初心は喜びに満ちている。
今日は色カードの展示パネルも作った。猛暑を避けて籠っているといろんなことができる。でも外に出ると入道雲がニュキニョキ。
模写している東洋画に入道雲を見ないのは何故かな?
イタリア絵画の空はほとんどが黄昏だが、フィレンツエでは鮮やかな夕焼けを見た。
絵の具が無かった、あるいは高価だったから、らしい。
広重はいろんな雲や夕立まで描いている。世界の人はびっくりしたのだろうな。