あれがそうだったのか

 2年前になるが映画

Inside Llewyn Davis

の中で歌われた「500マイルも離れて」を時々見たくなる。そう、聞きたくなるのじゃなくって見たくなる。
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ピーター・ポール&マリーのヒット曲もいいのだが、この女優に痺れる。
青春期のいろんなことが凝縮されているのだろう。
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この映画で主演したオスカー・アイザックの歌もすごくよくって、この映像も同時に見ている。
伴奏しているマンドリンの兄ちゃんは、3分前に起きたばかりみたいに髪はグジャグジャ無精ヒゲなんだが最初に見たときから印象に残っていて、世の中には上手いプレイヤーが居るもんだなと感じていた。
今朝がたふとマンドリンでバッハを演奏したり斬新なカントリーで評判になっているパンチブラザーズが気になってYouTubeを見たら、なんとこの男だった。
演奏者の背後にはコーエン兄弟T・ボーン・バーネットも居るから、当時から注目されていたのだろう。
才能って滲み出るものなんだな。
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録画してあった白洲正子の足跡を辿る番組で河内長野金剛寺が出てきた。そこで秘蔵の屏風がご開帳されるのだが、京都国立博物館で同じようなものを見た気がする。
河内長野には他にもこんなものがあるのか、凄いところだな、なんてことを女房と話していた。
振り返ってみると、2年前に「金剛寺の名宝展」として見ている。
3年がかりで本堂の改修工事をしているので、国宝のご本尊や不動明王が今も京都国立博物館に展示されていて、これは5月にも拝んだ。いずれも素晴らしい仏像である。
大阪南部の寺が廃れたか何らかの事情で博物館に寄贈したのかと思っていたのだ。
やっぱりね、こんなもの手放すはずがない。
そう言えばあの辺り、行きたい寺がいっぱいある。大台ケ原も歩きたい。
北陸もいいなあ。
いつまでも仕事ばかりしていていいのかいな。