Inside Llewyn Davis
の中で歌われた「500マイルも離れて」を時々見たくなる。そう、聞きたくなるのじゃなくって見たくなる。ピーター・ポール&マリーのヒット曲もいいのだが、この女優に痺れる。
青春期のいろんなことが凝縮されているのだろう。
この映画で主演したオスカー・アイザックの歌もすごくよくって、この映像も同時に見ている。
伴奏しているマンドリンの兄ちゃんは、3分前に起きたばかりみたいに髪はグジャグジャ無精ヒゲなんだが最初に見たときから印象に残っていて、世の中には上手いプレイヤーが居るもんだなと感じていた。
演奏者の背後にはコーエン兄弟やT・ボーン・バーネットも居るから、当時から注目されていたのだろう。
才能って滲み出るものなんだな。
録画してあった白洲正子の足跡を辿る番組で河内長野の金剛寺が出てきた。そこで秘蔵の屏風がご開帳されるのだが、京都国立博物館で同じようなものを見た気がする。
河内長野には他にもこんなものがあるのか、凄いところだな、なんてことを女房と話していた。
振り返ってみると、2年前に「金剛寺の名宝展」として見ている。
大阪南部の寺が廃れたか何らかの事情で博物館に寄贈したのかと思っていたのだ。
やっぱりね、こんなもの手放すはずがない。
そう言えばあの辺り、行きたい寺がいっぱいある。大台ケ原も歩きたい。
北陸もいいなあ。
いつまでも仕事ばかりしていていいのかいな。