メモ

投資が当たってロンドンから数百枚の札束が舞い降りたという話を友人H君から聞いた。ワオ!凄いな。富裕層ってこんな風に稼ぐのか。

超高級なイチゴが贈られてきた御礼の通話でその話を聞いたのだけど、金満と幸福について考えさせられる。

H君とは50年以上の付き合いになるが、性格、体格、嗜好、人生観、それら全てで正反対なので、話すたびに驚き、呆れる。

H君はお金が好きだ。京都に行った時は「お金神社」に詣でた。二条城の裏手にある小さな神社を俺は知らなかった。

競馬や株などギャンブルや投資も好きである。肝っ玉も座っていて、外国相手に億単位の取引をこなして企業では取締役まで出世した。

でも家庭的には信じられないほどに不幸だ。俺なら自殺しているけど彼は強い。

生まれついての能力、素質は、努力や修業の遥か上を行く。無理は禁物だ。

いろんな人が居ていろんな人生がある。

でも学校はグローバル人材やIT能力など社会の要請に対応しようとして、個人の幸福は二の次にしている。

少し前までは、兵隊さんになって国のために死ねと本気で言っていた。

美術という無用の長物を教えてこれたのは有難いことだった。

先日の日赤での検査の後、すぐ近くの喫茶店に入った。「話題騒然、ママの焼きめし」を試してみようとしたのだが、40年前に終わっている空間で、ママは80代半ばの歩くのがやっとのご老体。焼き飯は量だけは多いが、この店そのものという代物だった。

でも、この広島でまだこんな店があることが驚き、感激。