凧を作る

二日間、暖かくて晴れていたのだけど部屋にこもって凧を作っていた。

夕方に京都から孫たちがやってくる。

お正月は広島だから凧揚げなどしてみるかと、作り方の解説書を借りていた。

竹は小割りにしてカンナで薄く削った。紙は鳥の子紙がロールで在る。

形になったものを路上で試してみる。

飛ばない。

尻尾を変えたり、糸目を調節したり・・・・

紙が厚すぎたか、竹が不揃いだったか・・・

なんとか飛んでくれたが高く揚がりそうにない。

気合いを入れて六角凧に挑戦。4個目だから紙の折り方、竹の仕込み方など要領もわかってきて、こいつは期待できるなと思ったら・・・・全くダメ

キリキリ舞いで最悪に無様。

多分、糸目という引っ張り糸の重心調節が原因だろうけど、適正位置に諸説があってじっくり試すしかない。

 

それはともかくも、数日間とても賑やかなことになる。女房は布団を干したり、食事の準備をしたりでこの二日間、テンテコ舞いしている。

そこまですることはないと思うが考え方もいろいろだ。

オランダ人は客を招いても掃除や料理の準備とか特別にしないという記事が先日の新聞に載っていた。

ギリシャ人はものすごく客を歓待する。その理由は客が帰った後に味わえる自由と孤独が何よりも嬉しいからだという話も、昔に読んだことがある。

何れにしても、グッタリしたり不機嫌になったりはしないでおきたい。とは言え、1歳半の幼児が怖い。もうカラオケでマイクを持って歌っている。

1時間後には強烈な異文化を体験できるだろう。