シリン・ネシャット

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影響と模倣の境界は定かでない。
無意識にその境目を越えてしまうことがある。
映像作品を作るにあたって、いまヒロシマ賞受賞で開かれているシリン・シャネットに影響され模倣することが無いようにと、作品の詳細が決まるまで鑑賞を伸ばしてきた。
というより、構想の締め切りと展覧会の会期終了が重なっていたというのが本当だけど。

昨夜、1時に起きて明け方までほぼ構想をまとめた後、数時間の睡眠をとって現代美術館に出かけた。

良いですねえ、素晴らしい。
かなりアンゲロブロスに近い映像。裏と表の対比。サウンドの充実。
そして、かなり俺の構想と近い。
3面の映像投射、演劇的な設定、モノクローム
音は俺のほうが禁欲的だが。

テストピースの画像をあげておこう。