映像編集の今を体験してみるためだが、驚いたな。大進歩。
１０年前、何百万という投資がビデオ編集には必要だった。例えばタイトルを入れるにも高価な機器を使わねばできなかった。それが５年かそこら前にパソコンで出来るようにはなっていたけど、まだまだ専用機にはかなわない、アマチュアのレベルの完成度しか期待できなかった。
それがどうだ、このまま放送しても遜色ない品質で、サクサクと編集できる。
マックに付属の簡単ソフトでも１０万円近い専用ソフトでも仕上がりの差は判別できないほど。
普通になったのだ。
ただ、ＤＶＤへの転換はまだややこしい。規格が統一されていないこともあり、下手をすると数時間かかることもあると驚かされていたが、いま急速に普及しつつあるハードディスクレコーダーを使えば、あっという間に出来上がる。
ビデオで作品を作りたいと、周辺の機材を借り集めてやっていたのが２０数年も前のことになる。
隔世の感。
嬉しくて、きれいなプリントでＤＶＤを飾った。
