孫を保育園に迎えに行った帰りに立ち寄ってみた。
戸越商店街から路地を少し入ったところの古い平屋の前に。
閉まっていた店の中を覗くと
「父さんの研究室みたいやね」と息子がいうが、それはもう過去形になってしまった。
驚いたのがこのチラシだ。
手描きのイラストと文字を見てビックリ!
俺はいつこれを描いた?
矢印なんかもそっくりの歪み。
古い町の片隅で日常品の修理などをしながらひっそりと暮らしたい。それが俺の正直な望みだ。
もちろん、人は誰でもできなかったことに憧れるもので、もしそれをやっていたとしたら、学校の先生になっていろいろ教えたりしたかったなと望むのだろうけど。
ベランダで幼児をあやしている息子。
東京は都心ほど大きな木が多く、緑が濃くて深い。蝉の声も同様に多い。
いろんな人生があるなあ。