東京

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東京の孫が一歳の誕生日を迎えた。この日に合わせたファッションではなく、たまたま保育園で着替えたら水玉で揃っただけ。とはいえ草間ワールド全開。

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一升餅ならぬ一升パンでお祝い。

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お母さんの手作りカンパーニュ。気合いが入ってます。

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将来を占う六つの選択肢から選んだのは俺が出した筆ペンだった。これを使って全てをツンツン。

同月生まれの広島の孫は、まだ立てないし歯も少ないしマシュマロみたいに柔らかい。

成長の個人差は小さい時からあるもの。親が違うのだから当然だ。と言っても、ごくわずかな差なのだけどね。

それよりも大きな違いは環境だ。東京最長と言われる戸越銀座を15分歩いて通う道筋の光景は広島郊外とは全くの別世界。

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平日の昼下がりでも歩行者でいっぱい。

孫は人を見ていたらむずからないという。実に多士済々、奇妙な人から有名人まで。

店の多様さも見もの。こういう世界で育って東京弁を話すようになるのか。

何度行っても俺にとって東京は迷路世界。駅のホームでも列車が来る方向を必ず間違う。若い時に住んでいた女房の方がはるかに適応している。

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住まいの近くには江戸下屋敷跡の公園があり、大木が繁茂していて400年間、人が住んでいた厚みが感じられる。意外に水が綺麗。どこからくるのか。

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早朝の公園で開かれていた体操の集まり。

中核メンバーが続けているのだろうが、公園内のあちこちで適当に各自のペースで参加している。太極拳風のものからラジオ体操まで各種の体操が延々と続く。

ゆるやかな集合体で拘束が無いのが素晴らしい。集団が嫌いな俺には最適だ。

我々も少し参加。使っていない筋肉を意識する。また後日、それらが痛んでさらに意識させられる。

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戸越公園から戻る途中、去年、お宮参りをした八幡さんにお礼参り。

元気にしっかり育ってくれて有難いことである。

幼児にとっての1年間はすごいものだ。

特にこの子はドイツに行ったり、石垣島から北海道まで全国を移動したり、振幅の大きな生活をしていた。どういう人間になっていくのか、楽しみだ。