案内掲示

引率で東京へ。
産休教員の代役も3年目。すっかり慣れたつもりだったが、ビッグサイトに着いたら閑散としていて慌てる。しかし全く掲示物は無い。
同行した教員が検索すると、オリンピック工事の関係で隣駅の会場に変更されているという。
ということで隣の駅に行ってみたら、またひとつも掲示は無い。
万単位の人が参加する巨大な催しだから、それは考えられないことだ。
構内図を見つめている少しオタクっぽい青年に声をかけてみる。彼もわからないと言う。その青年と一緒にいろんな人に尋ねながらエスカレーターを上がったり下がったりして進むと、ようやく大きな人の流れが見えた。それでも「コミティア」という掲示物は一切貼られていない。
イメージ 1
規模は例年同様でマンガ出張編集部はブースが増えていたぐらい。
いつもと同じようにイベントは進行していた。
通常では考えられない「不親切」に戸惑ったが「スマホコミティアに常時アクセスして情報を得ている」ことを当然として運営されているということなのだろう。
大学で講演会を開くたびに矢印付きの案内表示を学内に貼り回っているだけに、呆れた。

帰りの東京駅のことだが、待合室に「東海道新幹線に遅れが生じています。」と放送が流れた。
耳を傾けると「詳しくはホームページをご覧ください。」で終わり。
「そりゃ、ないだろ」と学生に愚痴ったけど、そういうことになってきているんだろう。
スマホの充電が切れたら終わりだね。