さよならラバーブ

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我が家には民族楽器がたくさんある。
50年近く前に中近東の民族音楽を調査して回った人が集めたものが佐渡島にあった。
その人が東京に戻る時、調査メンバーだった俺の友人に預けた。
その友人が広島から転居する時に我が家に託した。
しかし我が家にもギター数台、シタールマンドリン、バイオリン、電子ピアノ、太鼓、ピアニカ、リコーダーと楽器はいっぱいある。
結局押し入れで眠って劣化していくだけ。
弾かない楽器は衰えも早くなる。

先日の卒業生による壁画制作の参加者と話していたら、娘婿が東京でギタリストやってるが来月に広島に来るとのこと。前衛的な作曲もしてるようだから興味を持つかも。
という経緯でご対面となり、喜んで引き取って頂いたのが卓上のサーランギと手にしているラバーブ
ともに手入れをすれば弾けるものだ。
東京ならパーツもあるし扱える人もいるだろう。
弾いてもらえればカサカサになっている楽器もツヤが出て生き返るはずだ。
特にラバーブアフガニスタンのもので貴重。どんなふうに生き延びていくのか楽しみだ。
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久々に孫No.1,No.2が来宅。見るたびに大きくなっている。
隣家から同学年の女の子が誘いに来てるのにタブレットに夢中。
でも外へ出たら呼んでも帰ってこない。すっかり少年だ。
京都の孫娘もほのかに色気も出てきたし、子供達の成長は実に早い。
いつまで同じことが続けられるかと案じている老人と同じ時間で生きているとは思えない。
もちろん、同じ時間ではないのだ。