卒業制作展2

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久々の他大学卒制見学で変化を知る。
一番は留学生の多さと高い質。
Z大の院は半分が留学生で、作品の完成度が高く、話してみても素質の良さを感じた。
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国の盛衰と芸術の相関は歴史で見る通りだ。
現代美術で押し通すZ大のファインアートは他大学に大きく差をつけていて、なんと制作展で幾つも売れている。
こういう状況については昨年に講師として招いた椿昇さんが話した通り。
彼と前理事長のコンビで進めた改革が功を奏してか、美大の中では一人勝ち。
東京芸大が諸悪の根源だ」と公言していたが、そのミニチュアがはびこる広島。どうする?

S大のマンガはさすがに多彩で高質だが、ここでもリードしているのは留学生。
この大学は理念を大事にしているところだが、大きく定員割れしていても続けている学部がいくつもある。
それは立派だけど生き残れるのかな?

もうすぐやめる私にはどうでもいいことで自分の心配をするべきだけど、長年の慣性でついつい本気になる。困ったもんです。