いつもと同じ

『何時ものように新年を迎える」ことの幸せをしみじみと感じる新年。
ほんの2週間前に姪っ子を火葬で送ったばかりなのに、また京都に居て新年を祝ってる。
近々の出来事を記憶できない母だけど、こういう救いようのない不幸は知らせたくもない。
掃除や食事の準備でドタバタしてると、日常のリズムが復活して定時に起床して眠るようになる。
穏やかで静かな毎日が良いとは限らないのだ。
これも示唆に富むこと。

晦日、大体の準備が済んだので自転車で散策に。
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油小路を北上していたら古くて渋い豆腐屋があった。
両側の軒が深いのは昔に商店があったからだという。
ここの地名は上の棚。
内は下魚の棚ですよ、ということで店主と話が盛り上がり、幾つか買い物。
ここを右に曲がって烏丸に出たところが護王神社
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イノシシが守護神ということは知ってたから、出かける時からの目標点だった。
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それにしても悪ノリが過ぎるのじゃないかというほどのイノシシ尽くし。
まあ、12年に一度のセールですからな。
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御霊神社。
北へ1kmほど上がり、途中で和菓子の雲龍を買って右折。
ここを西へ進むと都大路も直線でなくってナチュラルな歪みが出てくる。
都市計画の幾何的な四角四面と異なる歪みの魅力を知らされたのもこの地域。

今宮から北野と神社巡りを考えていたが、北山からの時雨で寒くなり、船岡山から市内を一望して帰路についた。

続く