ベトナムから

ダナンからホイアン、ミーソン、フエと周ってハロン湾に来ています。
新しく買ったカメラレンズを試していて、そこそこいい写真が撮れているので後日にアップしましょう。デジタルになってフィルム代金を気にしなくなったのは幸いだが、明らかに気迫が低下している。
選び出してブログに載せておかないと見直すこともほとんどない。
白黒フィルムを使っていた時は、まずロールからパトローネに巻いて、撮影後は現像、密着焼き、選択、焼き付けと、映像を眼にするまで多くのプロセスと時間を経ていた。
「だから・・・・・」と説教を垂れたいところだが、もう一度あの方法に戻りたくはない。デジタルなりの付き合い方も生まれて来ている。
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映像が無いのも寂しいのでiPadで撮った窓の外を付けておこう。
ここハロン湾は観光バブルとでもいうような状況で、数年後を憂慮してしまう。古都フエのような蓄積がないから、風向きが変わったらバキッと崩れるのじゃないだろうか。
でもこの国はまだまだ若い。子供達がたくさん居て立派な学校が新築されている。田舎町の商店でもウエディングドレスが目立つ。こういう活気と可能性が東南アジアの魅力だ。
それを狙って中国、日本、韓国が競って進出している。もの凄く巨大なサムスンの工場にはビビった。
ここでは多くの日本人も働いていて、俺の知っている人も何人か来ている。
世界の成り立ちがドンドン変わっているのが実感される。ベトナム戦争ホーチミンはすっかり昔の話なのだ。帰ったらゆっくり写真を眺めながら考えてみよう。