東広島展示

東広島市美術館が八本松駅近くにあって、そこで市民の美術展が開かれている。
そのデザイン部門の審査員になったので賛助出品をしている。
制作の経過について何度もコメントしてるのだが、まとめると
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30年前に描いた絵と、その「モデル」が在って、それをベースにして3次元ソフトで動画を作った。
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11月26日まで展示されているので、お近くに行かれたらご覧下さい。
といってもとても辺鄙なところだし来年度の移転を控えた末期的な施設なのですけど。
こうして作品を作って展示したときにいつも感じることは、人々に見てもらうための広報努力をほとんどしていないこと。
なぜなんでしょうね、作るときの集中が展示でぷっつりと切れてしまう。
それはともかく
立体、絵画、映像と三つの形を比較できたのは楽しい体験だった。
当然に質的な向上はない。
技術や機材の面から質感の描写は初心者レベルで恥ずかしい限りでもある。
それでも映像という形式だから伝えられるメリットも多い。
いつまでも同じことをしていられないものなのですな。
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またすぐに年末の展示を控えているのでのんびりしていられないのだけど、少しブレイク。
テニスをしたり紅葉を見たり。
日曜日の広域公園は高校サッカーの大会が開かれていて、もの凄い応援のサウンドが響いていた。
帰ったら俺はパソコンの前に座り続け、女房は薄暗い家の中で何をして過ごすのかな?
晩秋の季節は立地の悪い住まいを選択した悔恨に苛まされるが、今年は締め付けるように家屋の新築が続いていて、窒息しそうだ。
引っ越しを重ねたところで何も解決にならないというところから芸術が生まれると、漱石の「草枕」冒頭には書かれているのだけど、女房は納得してくれないだろうね。