ホームページ?そしてそろそろアート

ホームページという言葉が現れた頃、家庭のことを書くものだと勘違いしていた人が多くて、失笑をかったものだが、未だにそういうことを続けているのが俺だ。
画像付きの個人記録とはいえ不特定多数の人が見るから、読んで理解できる文章にしなければならない。
なぐり書きやメモだけでやってきた俺には、それがいい訓練になるというのがこのブログの大義であるが、世の中のためになるようなことが何も書かれていないのは恥ずかしい気もしている。
まあ、60歳からの10年間は孫の時代であり、特に今月はそれが凝縮しているので、ホームページで良いのだろう。家庭とその周辺でネガティブなことが起こっていないのはとても幸運なことだし、それが続いてくれることを祈ろう。
イメージ 1
奈良京都の研修旅行で夕食に出たハマグリの吸い物をいただきながら、久々に貝合わせを描いてみるかと女房に話したら、周りの学生たちから幾つか集めてくれた。
貝合わせというと金色が主役であるから金泥粉をポリマーで練って塗る。
箔のような品格が出ないのは寂しいが俺はそういうタイプじゃない。
そんな手遊びのついでにスマホのカバーも彩色。
これはスプレーだけど、最初にメタリックシルバーをかけたが、擦ると銀色が取れるので次に赤をかける。被覆力の差で少し赤が弾かれるので、針で文字を書いたり転写したり。
この感じで貝もやってみるか。
イメージ 2
年末にはまたオブスクラの展示が控えていて、近々にメンバーで構想を話し合う。
日常生活を送っている広島という地域を見つめ直すようなことができればとぼんやり考えていて、例えば毎日の通勤で見かける水辺の鳥たちや雑草、山や空など・・・・
でも広島というと重たい過去から離れられないから難しくなる。
京都というだけで得をしている地域もあるのに。
俺の意識の中では未だに広島と京都が半々で、「何処から来られたのですか?」と聞かれるたびに返答に詰まる。強い関西弁が相手に不信感を与えるのではということもあるが、京都と答える方が次の展開が楽になるからだ。
その点で言えば女房は福島だから真逆のことが起こる。
地域のことを考えるには俺はよいポジションに居るようだな。