卒業制作

搬入日の朝、大学周辺の積雪を確かめながら登校して、昔よくやっていた雪かきを思い出して、「もう、あんな元気は美術科に残っていないな」と坂道に差し掛かったら、同僚たちが雪かきをしていた。
コースの学生を動員して作業に加わる。
幸いに今どきの車だから雪対策は出来ていてトラックは楽々と坂を登って行く。
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さすがに一辺90cmの立方体二つのオブジェは吊り下げ、投影、ともに難儀した。
結局、定刻までには完成できず、翌朝に修正して仕上げたのだが、この朝はガチガチの凍結で、アストラムの駅に降りる道で2回も転んだ。
山用の靴底が却って滑りやすかったようだが、幼児が平気で歩いているのを見ると「老い」を実感させられる。
オープンまでの二日間でくたくたになった。自分の中で何かが(Mojo?)弱っているな。

今年は絵画系の学生が減っているので、そのパートが昨年よりグッと寂しく感じる。
質と量は微妙な関係なのだ。
今日は当番なんで記録したりゆっくり見たりして過ごそう。
日曜までだが、搬出の段取りで頭がいっぱいだ。