No.3 誕生

イメージ 1
早朝、まもなく出産という知らせに、女房は病院に向かったが、前夜1時前までパソコン仕事をしていた俺はベッドに留まる。
雨が降り始めた木曜日の朝6時、誕生の知らせ。
予定日なんていい加減なものだぞと話していたのだが、きちんとその日に生まれた。
まじめな人間なのだろうか。
出勤前に病院に立ち寄って新生児の顔を見る。
さすがに、こみあげてくるものがある。
同時に、申し訳ないけど、この赤ちゃんたちもいつか老人になって・・・と想像する。
しかし
親が死んだら悲しいのと同じぐらい、何の疑いもなく自然に湧き起こる喜び。
これはどうしたことかと、少しうろたえる。
しみじみと静かに嬉しがってます。