アニメーションフェスティバルの毎日

大災害で多くの方々からの心配をいただき、ありがとうございます。
我々もテレビ映像に驚いていて、いろいろ言いたいこともありますが当面は沈黙です。
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第15回、30周年のアニメーションフェスティバルには美術科もブースを出しているので、会場に詰めて映像漬けの毎日。ただ、エアコンで寒くて風邪気味なんで、きょうは夜のコンペだけにしようかな。
これほど沢山見ると表現の多様さを実感できることもあるが、結局は自分が見えてくるんですね。
少なくともタイプ、傾向、方向性などを確かめるには絶好の機会だ。
でも、一般の人は、自分を見つけたいという気持ちは持っていても、自分の表現を認識したいとまでは思わないから、どうしても制作者の祭典になって「一般市民の盛り上がり」まではいかない。
短編アニメーションは夢想、妄想、悪夢といったものの表現に向いていることもあって、ほとんどの作品が屈折していて、ほほえましく健全な作品は無い。
それが俺には嬉しいのだけどね。(ジブリはひとつも見てないから)
まだすべてコンピュータの作品は「暗さや屈折」を表現できていない。これからだな。
こういうものを数年もかけて作って、どうして生きていけるのかと心配になるほどだが、大会での実績でコマーシャルな仕事も得やすくなるようだ。
25日までバイクでアステールに通います。