少年時代

さすがに抗ガン剤、昨日までのようには行かなくて、帰宅してからボオッとして楽器を弾いたりネットをさまよったり。グーグルアースで京都近郊の亀岡を見ると、なんとストリートビューが親戚の家の周辺を撮影していた。
実家から20km圏内で唯一の「田舎」だった亀岡には母の妹が美容院をやっていて、再々訪れたのは母がそこで髪の手入れをしてもらう時に連れられて行ったからだろう。
蒸気機関車で嵐山、保津峡など景勝地を通り、トンネルの度に窓を開け閉めしながら亀岡に着く。20分ほど田舎道を歩くと親戚の家だ。
旧街道に面していたので当時の面影はしっかり残っていてホッとする。ちょうど夏の午後に撮影されていて、思い出のイメージに近いことも嬉しい。
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当時は道路の両側にきれいな水が流れていて、夏の午後は蝉の声も途絶えて耳がキーンとなるほどの静寂。深い影と共に鮮明に記憶している。
同年代の従兄弟も居て一緒に遊んだものだが、自転車を借りて近辺をぐるぐる回るのも楽しかった。

グーグル画像をベースに当時を再現。深夜2時頃に激しい雷雨があり、点滴で長く横になっていたこともあって眠れないからスケッチしてみた。いま4時、ようやく雨も止んだ。