インテリア

学生の机上にあったインテリア雑誌を眺めていると、綺麗に整った部屋でオシャレに過ごしたいなあ、という願望が久々に湧き起こってきた。
無駄なものの蓄積から無用なものを作り出すことが俺の生活なのだが、時々ふっと何も無い簡素な環境が欲しくなる。
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ということで清掃を始めたが何と言うことはない、目の前にあった雑物が背中側の別のテーブルに移動しただけのことだ。それでも埋もれていた中に大事なものが見つかったり、忘れていたことを思い出したりと少なからぬ成果。
コンピュータのキーボードをワイヤレスに変更したが、これがなかなか快い。学校では電池のメンテナンスなどで却って煩わしいが、プライベートな環境では非常に快適。おすすめです。
このあと、卒業生や知人の作品展示を拝見に街へ出て、3つのギャラリーを訪れ、良い時間を過ごす。
その間でハンズに寄り文房具を中心に見て回る。
この前から万年筆を物色していて実物をじかに見てみたかったのだ。
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文具のフロアには多様なノートが陳列されていてハッとする。5mm方眼でスパイラル式、これは買わずにいられない。
家の近所では100均かホームセンターで文具が販売されているのだが、そこで憧れの商品に出会ったことがない。あれこれ見比べながら値段は高いけどデザインが素敵だとか迷うことがないのだ。
これは甚だ宜しくないことである。子供たちは文具の選択で趣味を磨く。審美眼やデザイン力を持てるかどうか。これはどんな仕事に就くにせよ必要な能力だ。詰まらぬ勉強よりも大事なことに触れられなくなっているとしたら怖い。