激しい雨のあとで湿気が充満したコートでは、軽く打ち合っただけで水を浴びたように汗が噴き出す。
突発的な出来事や大学の行事や週末ごとの雨で、長くプレーしていなかったので悪い癖まで忘れたのか、いつもよりも調子が良かった。激しい練習で成長する年ではない。休養が一番ということだろう。
コートの周囲の公園内に植えられた樹木に白い花が咲いていたが、その名前を知る人が無かったので、カメラに撮っておく。WEBで「７月 公園 白い花」で検索して画像を比べると、どうやらリョウブという木のようだ。便利便利。
カメラと言えば先日、カシオの営業の方が訪ねて来られて、１秒間３００フレームという高速度撮影ができるデジカメを貸してもらえた。これは以前に市内のカメラ店でデモを見て、多いに食指が動いた代物だ。
大型液晶画面をキャンバスにしてスローモーションの映像を絵画のように展示するという作品を何度か見て、いちど真似をしてみたくなったが、スローが撮れるカメラは何千万円というべらぼうな価格だった。
映像表現としては陳腐な手法だが、こんなに手が届かぬものだとは、と憤っていたところでの新製品だったので試したかったのだ。
MPEG圧縮のヌルリとした画質ではあるが綺麗にスローの映像が撮れる。これと水中撮影ができるのと揃えておきたいね。
音の機材も整備中だが、いまひとつ今年の学生が反応しない。
短大の難しさで学生同士の影響や後輩への継続が出来ないのでコロコロ変わる。適切と考えて購入したものが次年度にはミスマッチということが時々起こる。
いま山場に差し掛かっている３Dの実習はPov-Rayで進めているが、来年からはポピュラーなソフトに換わるのでその習得や代表的な３Dソフトを揃えようとしている。その選定をして、納入されたらマニュアル類を揃えて学習しなければならない。
「・・・ねばならない」ことばかりだな。まだ何もしていないけど。そしてもう７月だ。
