古い時計とクラシックカーと自動ピアノと蝋人形のあいだに４０年以上前の生活雑貨が詰め込まれている。
車は好きに乗り込んでハンドルを握れるし、ピアノを弾くのも全く自由。
ちょうど幼稚園児の見学で賑やかなこと。
「触るな、静かにしなさい！」なんて絶対に言われない博物館。いいねえ。
でもホントに楽しめるのは中高年だろう。何故ならこのカーコレクションは戦後まもなくのものが中心だからだ。ひとつひとつ車内に入りシートに座り込んでみる。体の小さな俺がとても窮屈に感じるほど狭い。やっとこさ潜り込むという感覚だ。
ハンドルもシフトレバーも細い。まっすぐ走らせるだけでも大変そうだ。
写真上の車はルノー。小学校のＰＴＡ会長さんが乗っていた。
いろんな思い出が甦る。
もう半年以上マトモに車に乗っていない俺だが、ほんの少し乗りたくなってきたね。
