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早くも冬のバーゲンが終ろうとしている。
季節は1ヶ月ほどずれてきているのにな。
本通りを歩いていて、最終バーゲンの呼び声に踊らされて靴を買った。
またまたリーガル。何故かこれになる。
その理由は俺がトヨタに乗っているのと同じなのだろう。
販売網と品質で圧倒的な大手の独占。
出来の悪い靴が引き起こす悲劇は相当なものだからケチなことはできないが、それほど高いものは買わない。
きょうのファッションの総合計は、この靴ひとつよりも安かったけど、それはあまりにも衣服が安いということで靴が高級なのではない。
オヤジは仕立て屋だった。今の金銭感覚だったら30万円ぐらいで作っていたのではないか。もちろん20年でも形崩れすることなく着られる。
低所得のオヤジだったが、靴は近所の靴屋でオーダーメードしていた。帽子もコートの余り布を帽子屋で作らせていた。
それぞれ単価は安くなかっただろう。
それらを最低でも10年は使う。
指を真っ黒にして働く靴職人の仕事をよく眺めていた。
ものすごく昔の光景のようだ。