俺の超スローなサーブとアンダースピンのストロークはそれなりに有効で、体力や運動神経に比例しない結果が出る。これがなかったら続けていられなかっただろうな。
その帰り、ショッピングモールが密集する八木の電気店で、お買い物。
冷蔵庫、洗濯機、ストーブ。いろいろと不調のサインが出ていて特に冷蔵庫は壊れたら被害甚大、対策緊急という代物だから買い替えは切迫している。
しかしだな、電気が止まったら、こういうものも機能しなくなる。とても際どい均衡の上で暮らしている。
クリスマスイブの休日、道路は車で一杯だ。
愚かしい光景だ。
クソ田舎の郊外、モールの周辺。
最悪のシチュエーション。
相変わらず運転ができない俺は女房の横でちんまりしている。
車の運転はマッチョの１条件とされてるが、これができないのも悪くないな。
駄目男は芸術家の代名詞。
こんなこともできないの？と言われるぐらいがちょうど良い。
