安芸津DNA

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展覧会のオープニングがある初日の朝に搬入という慌しいことになった。
作品がなかなか出来なかったことに加えて、この日なら友人たちも同行できるので運転を交代してもらえるというメリットがあったからだ。ほんとに近頃、ドライブに消極的になってる。

約束した8時半ちょうどに到着。
設置場所の柄酒造さんには非常に親切に対応していただいて、スムーズに展示が進められた。
作品は景観のシュミレーションで、安芸津の駅前に立って周囲を見回すたびに、カラフルになったり、人がいっぱいになったり、車だらけになったり・・・と変化する。
古風な町並み再現板では、以前に訪れた近江八幡や富田林、それに京都の写真を合成した。
未来編では教育委員会提供の古い安芸津の写真も交えたアニメーションで、全体にわかりやすく娯楽色の強い仕上げになっている。
立派な純日本建築の客間を背景に展示させてもらえたので、とても幸運。

懸念した雨も上がり、町中に置かれた作品はすべて見て廻ったが、印象に残ったのはすべて若い人たちの作品だった。柔軟で鋭い。簡潔で明快だ。

歩き疲れたあとに同行した友人の叔父さん宅で豪華な郷土料理を頂く。良いことづくめ。

ということで是非見に行ってほしいのだけど、えらく強烈な台風が直撃しそうだ。
いくつかの作品は吹き飛ばされるかもしれない。ちょっとシリアスだな。