二日目

この展示、2007年の年末に第一回を開いた。その記録がこのブログに残っている。

mhorio.hatenablog.com

オリジナルメンバー4人のひとりだったMさんが来てくれる。17年前とほとんど変わらない風貌と身のこなし。僕と同世代だが、新しい職場に移って新分野の仕事に取り組んでいる。音響作品を展示している20台半ばのTさんと専門的な話で盛り上がっていた。

Mさんはまた映像オブジェを出品しているIZさんと同業者なので業界用語が飛び交う難解な話題を展開されていて、凄いというか知らない世界を傍観していたのだが、このIZさんも40年前の学生時代とほとんど顔が変わっていない。

こういう、年を取らない人がいる。恵まれた体質だけでなく日常から遊離した別世界に片足を置いて夢を見ている、そんな特徴が共通しているように思える。

 

今日もいろんな人が来てくれて、近況を聞きながら人生の多様さを想う。こういう風変わりな展示を見に出かける好奇心と元気があるから、来てくれた人は心配ないけどね。

病気で死にかかっては回復する両親のことや、我が家の猫のユニークな行動とか、元の職場の衰退を嘆く声とか、立ち話で伺っておりますが、一番応えるのは腰。

明日は湿布を持っていこう。