街を回って

昨日、分相応にして大それた望みを持たない方が良いと書いたのは、その夜にラグビーとバレーボールの試合を見たからだ。

「普通の人」ならバラバラになるタックルや2階の上から叩き込まれるスマッシュ。

努力や鍛錬とは異次元の何世代にもわたる蓄積の賜物、あるいは突然変異の天才。

凡人にできることは才能を発見して支援し育てることだ。

そうやって人類は成長してきた、と言いたいところだが、成長があれば必ず衰退がある。上がったり下がったり、膨らんだり凹んだり、勢いづいたり萎んだりしてきた数千年間。創り出したり壊したりが次第に大規模になって、この惑星はどうなるか?

町内運動会で走る京都の孫。こいつラグビーフォワードに向いた身体をしてるな。

京都の展示に使う機材を集荷するために市内を回った。休日の朝でガラすき。港あたりまで40分!

市内に住んでいたら広島の印象は全然違ったものになっていただろう。

広島と京都の地図を重ねてみる。無駄に拡散しているな、広島。

帰りに大学に寄っていくつか機材を借りる。

元同僚と立ち話、1時間以上も。志願者確保や教務関係など、いろいろ大変だけど、こんな世界に44年も浸かっていたんだ。