天気予報は90%雨だった。この予報は5日前から変わることがなかった。頻繁に変化するのが常態だったから、これは相当に自信があるのだなと思われた。
昨晩は遅くまで映画を見て、朝は寝ぼけまなこでパソコンに向かっていた。30分後には降り出す、昼前から市内全域が雨雲に覆われるとレーダーが示しているが、降らない。
そうこうするうちに昼になる。1時からはテニスだ。いちおう集まりましょうということになり、慌てて出かける。
雲の流れは早く、風も強いが降らない。プレーが始まる。
2時過ぎに少し降ったが、程なく止んで、それからは3時半までたっぷりと遊んだ。
雨雲がレーダー表示され、その流れが予測されるようになって、各自で判断ができるようになってきている。けれど、現時点までの情報を与えられても次は読めない。
これから天気がどうなるか?じゃなくって、テニスをしたいかどうか?なのだ。
天気に限らずすべてそうだ。「一寸先は闇」はほとんど逃げ口上だ。
未来の予測よりも「自分は何がしたいのか?」これだな。
明日は検診だ。