桜の里

ちょうど桜のシーズンで何処をみても綺麗だからあちこちの桜を見て回ってる。

今日は近隣、奥畑のシダレサクラへ。

この周辺は桜がいっぱいなのだが、通りがかった同年輩の方から若い頃にみんなで植えて回ったという話を聞く。この奥にある桜が垰の桜並木も20年前に植えたそうな。

どうして昔から桜が垰なのか?と聞くと、峠を越えた向こうにある寺の桜が見事だったかららしい。なるほどなあ、あちこちの名所はこうしてみんなが作り上げて来たものなのだ。

元小学校の大木は美智子さま御成婚記念に植えたとのこと。ソメイヨシノは60年も経てば200年ぐらいの大きさになるので驚きだ。

一軒当たり数本の桜を植えたそうだから、それがこの地域の景観を作ったのだ。

水仙、スミレ、レンゲソウ、柿の新芽など一斉に芽吹いて春爛漫。

農作業のおばさんも色んな解説をしてくれる。

先日の大芝島でもモンサンミッシェルの前で話したオッサンが、英国で客死した旧友の家を知っていたり。女房と二人で動いているとそんな機会が多くなる。記憶に残るのはそういったエピソードだ。

ということで、桜が垰を越えてぐるっと回って帰宅。1時間少々の旅でした。