彼女

息子が彼女を連れてきた。
暖かな土曜日の午後、いろんな話をしたり、近所の桜まで散歩したり。
おっとりして優しく可愛い女性で、息子はとても幸せそうだ。
ご両親が絵画ファンで,子どものときからあちこちの美術館を見ているそうで、ルーブルダヴィッドの絵の前で1時間見ていたこととか、フェルメールを目的にオランダのあちこちを回ったとか、さりげない会話のなかで何度も「えっ!」と驚かされた。
僕はこういう仕事をしていながらオランダもスペインも知らないし、ウィーンもプラハも行ってない。
現地、実物に触れる価値や強みを最近とみに感じていただけにびびった。
やらなければならないこと、ほんとにいっぱいあるもんだな。
 
長男、次男ともにいろいろあったようだが、まだ一人で気ままに暮らしている。
この調子では三男に先を越されそうだが、となると自分が本当にオジイサンになる可能性があるということで、
これは相当にメンタル面での変化を強いられることだろう。
どんな人でも丸くなり、攻めの姿勢が弱くなる。
ウカウカしておられませんぞ。
イメージ 1