二十九日

昨日の退職祝いの会は鬱憤吐露拝聴会だった。2年会わなかった間に髪が真っ白になっていて驚いたけど、それほど苦労していたのだ。

「昔は良かった。ひどい時代になったものだ。」老人の常套句だから相当に割り引いて解釈するべきだけど、ゆとりや包容力が少なくなったことは確かだ。

無能な人やアホの居場所が無くなった。

知能はあるが社会常識や生活力が欠如した人間を、大学はけっこう許容して活かしていたのだが、今では針のむしろで爪弾き。大学だけでなく世間一般も変わった。

教育から人材養成へ。このスタンスでは枯渇する。人間関係だけでなく地球環境も。

またまた老人の愚痴になってしまったかな。

昨日、花見で弁当を食べていたら、背後のベンチから聞こえて来た会話に仰天。

立ち去る老女の後ろ姿に、さらに仰天。ご尊顔を拝したいところだったが・・・

さて、今日は松の雄花を摘んでやろうと頑張ったら、花粉に逆襲されて鼻水止まらず。

それでも銀行口座や健康保険の切り替えをして、広域公園で壁打ち、筋トレの後、図書館で予約本の受け取り、医院での診察と薬局での薬など、西東とバイクで走り回って一日を過ごす。

食後は七番目の孫とビデオ通話。拍手と人差し指を立てて1歳のジェスチャーができる早熟に呆れる。続けて一人暮らしの友人と通話。

もうすぐ今日も終わる。おやすみ。