お花見日和になるという予報を聞いて、どこがいいだろう?と検索してみた。
広島で花見だったら海の近くがいいな、と絞り込むと安芸津が候補に。
2006年に町を舞台にした美術祭に参加した事があって親しみを感じた。
町は更地だらけでもう立ち直れない雰囲気だが、まだ往年の輝きを偲ぶ事もできる。
少しぶらぶらと散歩してみる。
柄酒造、柄呉服、柄・・・と柄家が圧倒していて窮屈そうでもある。
今田酒造の重厚な建物に惹かれて高い日本酒を買ってしまった。
親父の従兄弟がこの町の新聞販売店をしていて、その人も今田だったな。
この町を見下ろす高台に正福寺公園があって桜の名所になっている。平日だけどたくさんの花見客で賑わっていた。
眼下の海を眺めながらお弁当。そしてのんびりとスケッチ。桜を描くのは初めてかもしれない。
帰路は海沿いを選ぶ。途中、正福寺からも見えていた橋を渡って大芝島へ。
展望が良さそうだなと車から降りたら、ハッとする光景が
近年にない感動だった。胸がスカーッとする。
海岸沿いの道をぐるっと回ると
まさかのモンサンミッシェル。もう少し早く来ていれば渡れた。国内にあと99個ぐらいのモンサンミッシェルがあるだろうな。
7日前と同じルートで呉から広島市内へ。
駅前での元同僚の退職祝いに参加する。
みんな歳とったけどまだ元気に生きている。