世間を嘆く

雨でテニスはお休み。昨日の興奮が冷めやらぬのでネット検索すると、Nさんの大学鉄道研究会の同志がブログに書かれていた。とても明瞭な文章で丁寧に語られている。

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陶芸の前は沖縄三線に凝っていたと言われてたが、なんとチャンプルーズの前座に出るほどの腕前だったらしい。坂口恭平に似たタイプ、つまり一種のビョーキとされるほどの集中力なのだろう。

写真は知人のFacebookから無断コピー。上野公園は桜満開のようだ。エゴンシーレが巡回しないとは信じられないなあ。京都で見るつもりだったのに。

でも「高校生以下無料」とある。若い入場者を増やして将来に備える戦略だろうか?

こういう生々しい表現を知らない若者は増えている。不幸なことだ。

ダラダラとネットをさまよい、午後は歯医者へ。

昨年末からの不具合を騙しながらやっていたが、検査日の前夜にポロっと抜けた。

CT結果を聞いてから考えるつもりだったが先手を打たれた形だ。

かなり大掛かりな修復作業になって、今日は90分もガンガンやられてくたびれた。

それでも危惧したよりはマシな結果で、ひとまずはホッとする。

帰りに図書館で予約した写真集を受け取る。

また小雨が降ってきたので書店で雨宿り。

誰でもすぐに上達できる絵の描き方みたいな本を眺める。どんなノウハウ本もこれぐらいに無意味なものだろう。

「育ちの良い人だけが知っていること」というタイトルにギョッとした。中身はつまらないマナー解説だが売れているみたいで、この題名が効いているのか。

「なんで私が東大へ」みたいなのもよく見かける。いずれも気分が悪くなるものだが、こういった言い回しの背景に格差社会が感じ取れる。

店内では文具、ボールペンやシャープペンシルのお試しが豊富にあって、いろいろ試してみる。機能は向上しているようだが形に魅力がなくて欲しいと思わない。残念なことに。

夕食は相撲を見ながらお好み焼き。優勝決定戦がビデオ判定。つまらんなあ。スポーツのビデオ判定、あれはいかん。

ということで今日は世間を嘆き否定することに終始した。いよいよ本物の老人になってきたぞ。