なかなかの7月

映画「エルヴィス」を見た。ブルースやゴスペルに触れながら育ち、黒人のカルチャーを拡げて隔離政策に違反したと抑えられる。痙攣したようなステージアクションで下半身はテレビに映されない。熱狂したファンがステージにパンティを投げ込む。

3時間という長尺に耐えられるかなという懸念は、始まってすぐに吹っ飛んだ。

BBキングやリトル・リチャードなど黒人音楽家との接点。ここからビートルズが生まれる。俺が知った頃のエルビスは、能天気な映画でトロンとした無害な歌手だったから、彼の革命性、独自性を(この歳になって)初めて認識した。

これで活気付いて翌日は25日ぶりに若葉台のコートでサーブ練習。

月初めから風邪をひき、ワクチン接種から微熱続き。CT検査は怪しい結果で、戻り梅雨の不快な天候。こんな中でずっと8月の展示作品を作っていたが初歩的なミスの連続。

木炭デッサンのコマ撮りはカメラの固定や露出の安定で四苦八苦。

CGのこんな画面が好かれるのだろうけど、少しだけにしてノイズをメインに。

水彩を布で拭きながら描画と撮影。

画像処理でギンギラに。まとめて出力してみたらテンポが早過ぎた。時間を2.5倍にしてゆっくりめのスライドショーで完了とする。

今回、音楽はつけなかったが鉄琴と木琴でミニマル風の音をイメージ。

でも、音楽ソフトの操作に戸惑ったり、3DCGはほとんど忘れていたり、教えることを止めたら絵しか描けない。それも懐古的なもので後ろを向いている。

前向きな創造活動が(結果はともかくも)俺の生命線だろう。

明日から京都。のんびりしたい。