CAMERA OBSCURA11




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毎年、この時期は制作と展示作業、そして会場での応接で過ぎる。
さすがにマンネリ気味だけど、このお陰でいろんな試みができて、たくさんの「わからないこと」に出会えて、新しい知識も得た。
なんとか映像を仕事に出来ているのも展示に向けての試行錯誤が在ってのことだ。
今回は10年前に作った「K」というカンディンスキーへのオマージュアニメーションのリメイク。
それを半球ドームに投影する予定だが、どんなものになるのか、やってみないと分からないのが楽しみだ。想定外のトラブルは年寄りには辛いけど良い薬にはなる。
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カンディンスキーから幾つかモチーフを拝借しているが、円形に配置すると全く別物になる。
半球に投影するとどんな風に歪むのだろう?
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ミロのパロディ・シーン。抽象絵画と音楽はしばしば語られるけど、画家は映像も意識していたに違いない。それと「色彩の力」を今回は強く感じた。
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船と漁師のイメージはクレーから。クレーは憧れる人を呑み込む恐ろしい画家だけど、コンピュータでなら展開できそう。
こんな風にいろんな実験や解釈ができた。

孫の世話でニコニコしていてはいかんのだ。けれど
孫の発表会があり、息子が早朝から並んで確保したという最前列でたっぷり鑑賞。
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ステージではセンター、開会のご挨拶もやって大活躍。
最近はこういう発表会を開く保育園が少なくなってきたという。
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おとなしくさせるためにチョコレート食べ放題でご満悦のNo.2
立派なステージでの150分のショータイム、京都の孫娘が見たら羨むだろうな