スノビズム

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朝早くに虹が立った。
女房に言われてカメラを持って通りに出たら、近所の奥さんが「興奮しますね」と。
確かに何か急き立てられるような魅惑に溢れている。
快い天候に釣られて連日、自転車通勤。
その行き帰りにWEBラジオで、ドボルザークや音楽コンクールを聞いていた。
19世紀の人々がドボルザークの何処に感銘を受けたのかな?
日本で西欧音楽の出来映えを評価するって、どんな意味があるのだろう?
そういう気持ちで耳を傾けていて考えた事。
はっきり言って、さっぱり分からない。
貴族の文化について田舎者が分かったような事を言おうとするようなことで
これって俗物とかスノビズムというものなんだろうか。
おれが一番わかる音楽はブルースだ。
ビリビリ感じるし誰が弾いているかもわかる。自分も弾いている。
ブルースが薄まったポップも理解できる。
エルビスからビートルズで育った、古典的なポップミュージック世代だ。
バッハは無伴奏チェロソナタとゴールドベルグなど,本気で聴いているが
チャイコフスキーなんかは80年代ポップだなとか少し見下している。
でも、クラシック音楽を総体的に見ると、今どき何でこんな音楽やってるの?と冷めた見方になってしまう。
現代における芸術の意味、こういう個人的な趣向から考えていくべきかもしれない。