中書島でテニス
油小路と言う名前とは正反対の大きな道をひたすら南へ9キロメートル、中書島には40分で到着した。今朝方までの雨に濡れたコートをワイパーで掃除する。なんだかずっとここに住んでいていつものようにメンバーの到着を待っているような気がしてくる。
もし京都に住むことになったら、広島のことを夢幻のように思い出すのかもしれない。
テニスの後兄弟3人で暖かなベンチに座り四方山話を2時間も。でも良い時間だったな。
自転車で来た理由は伏見の街を回ってみたかったからだ。
伏見には酒蔵がたくさんあって資料館になっている。広島の西条とは次元が違う景観だ。
昭和の初めまで京都大阪の交通は船便がメジャーだったと言うから驚き。その伏見と京都の中心を結ぶために日本で初めての電車が走ったという。
帰りは何度も乗ったことがあるその懐かしい路線を戻る。時の厚み、大切なことだ。