朝からどんよりと曇って暑くない。
まさか夏が終わった?
そんなことが起こっても不思議ではないこの頃だけど。
しみじみとして本棚の歳時記を開いてみる。
思い出のアルバムじゃないか。我々がこんな世界を知っている最後の世代になるのかもしれない。
予報よりも早くに雨が降り始めそうで、それが1週間も続くという。
慌ててスポーツウェアに着替えて広域公園に向かう。
1時間少々、壁打ちなどで汗を流すとポツポツ降り始めた。
向かいの山々に雨雲がかかっている。急峻な山々に囲まれた盆地ならではの光景。
こんな風景にも馴染んできた。ようやく。
最近、俺の足はもっぱらスーパーカブだ。自転車にはあまり乗らなくなった。
革靴もずっと履いていないから埃が被っている。Tシャツばかりで今夏はアロハの出番も少ない。
退職した同僚たちはどんな生活を送っているのかな?